...あまりにも不審な謎をどう解いてよいかに苦しんだ...
海野十三 「火葬国風景」
...不審な行動と思われないこともないこと...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...これについて不審なるは...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...今日頓(とみ)に出現するも甚だ不審なり...
福沢諭吉 「帝室論」
...不審なのは犯罪が分かった後...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...御遺骸だけでも見せてほしい」こう叫んでいるうちに不審な点のあるのに気のついた時方は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「不審なことがあるから...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...「そのほかにも不審なことがある...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...どう調べても不審なところはないし...
山本周五郎 「山彦乙女」
...不審なのは其許と千浪殿...
吉川英治 「剣難女難」
...が、紙燭(ししょく)をかざして、中坪の濡れ縁を通りかけた人影は、なにか不審なと、すぐ異(い)を感じていたらしく、ふと、たたずんだまま外を見ていた...
吉川英治 「私本太平記」
...夜風の中をさまようている不審な人影が見えますゆえ...
吉川英治 「私本太平記」
...不審な一軍が野中にかたまり合ったまま...
吉川英治 「新書太閤記」
...『不審な浪人が、十名ほど、この船に添って、河岸(かし)を歩いて居りまする...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...これでは、いくらお迎えに参っても、分るはずはございませぬ」「いや、西洞院(にしのとういん)から東の大路(おおじ)は、なにやら、六波羅に異変があって、往来を止めてあるとのことで……」と、送ってきた従者が答えると、性善坊は、不審な顔をして、「はて、あの大路は、つい先ほども幾たびとなく、師の房を探すために往還(ゆきかえ)りしたが、なにも、さような気配はなかった」「でも、明らかに、役人が辻に立っていて、そう申すので、やむなく、並木からこの畷(なわて)へ出てきたが、馴れぬ道とて、いっこう分らず、困(こう)じ果てていたところ、お弟子衆が見えられて、ほっといたした」「ご苦労でござった」と、覚明も共に、礼を述べて、「これから先は、吾々両名でお供して帰院いたすほどに、どうぞ、お引取りねがいたい」「では、牛車(くるま)はそのまま召されて」「明日、ご返上申します」「いや、雑色(ぞうしき)をつかわして、戴きに参らせる、それでは、お気をつけて」送ってきた鎌倉者の侍たちは、牛飼も連れて、そこから戻ってしまった...
吉川英治 「親鸞」
...それでもまだふたりが不審な顔をしているので...
吉川英治 「親鸞」
...「……?」トラ河豚(ふぐ)は不審な顔をした...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...不審な所へ? ――と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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