「上瞼」の意味
目の上のまぶた
小説での「上瞼」の使い方
...するとその若い尼さんが上瞼を挙げてわたしを見ました...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「尼」
...もう両眼の虹彩(こうさい)が上瞼(うわまぶた)に隠れてしまっていた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...上瞼をかこむたるみや鼻梁や...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...博士は指先で充血した眼の上瞼(うはまぶた)を撮(つま)んで...
薄田泣菫 「茶話」
...その左の眼の上瞼(うわまぶた)の青黒く腫(は)れあがっているのに気が注(つ)いた...
田中貢太郎 「藍瓶」
...いつも上瞼が垂れているのでどこを見ているのかわからない上に...
田畑修一郎 「石ころ路」
...上瞼(うわまぶた)を伏せてめくら特有のくまどったような目つきをし...
壺井栄 「赤いステッキ」
...二三度上瞼(うわまぶた)と下瞼を打ち合して見たが...
夏目漱石 「坑夫」
...上瞼(うはまぶた)を怪我しただけ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうも少し上瞼が突き出し過ぎていた...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...そして上瞼を上の方へまくし上げた...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...彼はそつと上瞼をあげた...
堀辰雄 「顏」
...上瞼に薄く雀斑(そばかす)のある顔を傾けながら...
「朝の風」
...上瞼のふっくりした落付いた顔の表情を目につかないくらいかえたが...
「海流」
...上瞼(うはまぶた)が重くなる...
森鴎外 「金貨」
...上瞼が又重くなる...
森鴎外 「金貨」
...私の上瞼(うわまぶた)の下に並んだまま動かなくなった...
夢野久作 「怪夢」
...ばかばかしく広い上瞼(うわまぶた)...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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