...伊賀は砲術の上手につき...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...少佐は日本語が上手につかえる...
海野十三 「一坪館」
...上手に出来上つてゐるといふ事だ...
薄田泣菫 「茶話」
...急にお口(くち)もお上手になって...
太宰治 「きりぎりす」
...とっさに上手に飴屋に成り済ましたりなんか――神経が太いぞ...
林不忘 「安重根」
...「大阪弁も悪くないもんだね」と云う東京弁のアクセントを上手に真似(まね)た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...上手に笛を吹いたものだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...このお金を上手に使いなさい...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...」そして暫く考へ込んでゐたが「お前はこの頃俺をやつつけるのが非常に上手になつた...
北條民雄 「道化芝居」
...文壇の諸氏もなか/\上手になつた...
正宗白鳥 「私も講演をした」
...ヴァイオリンをだんだん上手に弾くようになって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...上手に音もたてないで飛んできて...
宮沢賢治 「かしはばやしの夜」
...亀は水に入ると、すぐ自由を取もどして、上手に起直り、三度ほど波の上に頭を出して、こちらを見い/\、どことも知れず姿を隠してしまひました...
宮原晃一郎 「動く海底」
...新しい世代の賢さから生れる家政上手に信頼をつなごうとするより...
宮本百合子 「異性の友情」
...六度(たび)失敗(しくじ)りましたが近頃追々上手になりました...
村井弦斎 「食道楽」
...しかし上手に炊(た)くのはなかなかむずかしいもので...
村井弦斎 「食道楽」
...上手に絡めてしばってあり...
柳田国男 「故郷七十年」
...小間物屋の縮小がすぐ覗けるという配合と種別が上手に仕組んである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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