...上向きに寝て居る小男であった...
有島武郎 「かんかん虫」
...膝の上に上向きに重ねた手の平までの...
有島武郎 「星座」
...その綱は上向きになって...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...この男は上向きに倒れていたのだ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...死体は上向きになっていた...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...そんなこと云ふの」鼻を上向きに...
武田麟太郎 「一の酉」
...そうして両方のたぼを上向きにひっくらかえしているのが田舎(いなか)少年の目には不思議に思われた...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...山のどん底から山の下の平野の空へ向って鉄路が上向きに登っているから...
寺田寅彦 「猫の穴掘り」
...もう一つのは茎の先端がずっと延びてもう一ぺん上向きに生長し...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...やはり上向きに並んでいた...
外村繁 「澪標」
...さいぜん米友が上向きに炉の真向のところへ置いた鍋の蓋の上に載せ...
中里介山 「大菩薩峠」
...矢は上向きに突っ立っている...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上向きに突かれた奧樣の傷は思ひの外重く...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頭を上向きに寝かせた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...白い眼をじろじろと上向きにして...
本庄陸男 「石狩川」
...その儘ごろりと上向きに転(ころ)んで...
牧野信一 「秋晴れの日」
...更に雌花穂が上向きになって枝の先きに生じ...
牧野富太郎 「植物記」
...頤がとがり目の細く上向きに切れた脣の大きな女は...
山川方夫 「愛のごとく」
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