...自分には天秤の盤(さら)の上り下りが見えた...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「「ケルトの薄明」より」
...エレベーター仕掛(じか)けになって上り下りできるようになっていた...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...荷を付けて上り下りをする馬士(まご)まで...
関根黙庵 「枯尾花」
...上り下りの船列を横ぎりつゝ...
谷崎潤一郎 「幇間」
...愉快げに老人が上り下りする十二...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...木造の階段を下駄ばきで上り下りする跫音の絶間がない...
永井荷風 「勲章」
...株式相場の上り下りに千金を一攫する術にも晦(くら)い...
永井荷風 「申訳」
...路は大して上り下りもない...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...上り下りの旅人は一ぺんに旅籠屋から流れ出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何分上り下り二十四日の旅程で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...奥州南部領は、元禄以来、たびたび凶荒に見舞われ、天明三年の大飢饉には、収穫皆無で種方(たねかた)もなく、三十万の領民の四分の一以上が餓死するなどということがあり、三十世備後守信恩(のぶふさ)のときから、百五十年に及ぶ長々しい貧窮をつづけていたが、利済の代になると、貧乏も底が入って、城の上り下りに、濠端で諸商人の訴訟を受けるところにまで行きついた...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...梯子を上り下りする草履の音も多くなッた...
広津柳浪 「今戸心中」
...三田は上り下りの舟を...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...上り下りの船を見て居たのである...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...きのう上り下りをして見て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...銭相場の上り下りがひどく...
山本周五郎 「さぶ」
...又も鍬の上り下りを見守り初める...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...豊山(ぶざん)長谷寺(はせでら)を上り下りする数千の男女と同様...
吉川英治 「私本太平記」
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