...すなわち連獅子(れんじし)に骨身を絞ったというのに――上の姉のこのお妻はどうだろう...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...お兒は一つ上の姉でも姉は姉らしいところがある...
伊藤左千夫 「奈々子」
...すぐ年上の姉ぐらいの娘が絽の着物で観世水に紅葉を散らし...
上村松園 「最初の出品画」
...四つ年上の姉が一人だけありました...
上村松園 「わが母を語る」
...同胞三人、上の姉は、家に在りて養子を迎へ、中の姉は東京に出で居れり...
大町桂月 「春の筑波山」
...一番上の姉がさく...
高村光太郎 「回想録」
...」上の姉さんは伏目になって...
太宰治 「佳日」
...」と上の姉さんも笑いながら...
太宰治 「佳日」
...ふと気がつくと、いつの間にか私の背後に、一ばん上の姉が、ひっそり坐っていた...
太宰治 「故郷」
...他家へとついでゐた私のいちばん上の姉は...
太宰治 「津軽」
...私のすぐ上の姉は...
太宰治 「二十世紀旗手」
...なにしろ、うちがお金持なので、むすめさんをおよめにといってくるものは、ことわりきれないほどありましたが、上の姉たちは、自分より上の身分のもののほか、まるで相手にしませんでしたし、末の妹は、まだわたしはこどもで、とうぶん、なくなった母の代りに、父の世話(せわ)をしてあげたいとおもいますからといってことわりました...
ヴィルヌーヴ夫人 Madame de Villeneuve 楠山正雄訳 「ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)」
...一番上の姉のお花は洲崎の女郎になっていた...
豊島与志雄 「黒点」
...此頃(このごろ)になつては長吉は殊更(ことさら)に日(ひ)一日(にち)とお糸(いと)が遥(はる)か年上の姉であるやうな心持(こゝろもち)がしてならぬのであつた...
永井荷風 「すみだ川」
...年上の姉は佐野喜の店で勤め...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私には十も歳上の姉さんがありましたが...
槇本楠郎 「先生と生徒」
...一番上の姉猫を除いて全員を上手な獣医さんの手で去勢してもらった...
村松梢風 「猫料理」
...一番上の姉のお里は...
吉川英治 「無宿人国記」
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