...その日天気は上々で東向きの壁はさわってみたら内部からでもほんのりと暖かみを感ずるだろうと思われるほど暑くなっていた...
有島武郎 「或る女」
...雨の降った翌日のしっとりした空気が掃除には上々のようです...
上村松園 「画室談義」
...上々の機嫌だった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...今や極上々(ごくじょうじょう)の大機嫌(だいきげん)であった...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...職長としては決して上々とはいえません...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その男がこの件を片付けてくれるのなら上々...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...「上々」深雪は、小兎のように上り口へ、走り上って「姉様、上々」綱手が、微笑んで、廊下を先へ立った...
直木三十五 「南国太平記」
...上々の天気...
林芙美子 「新版 放浪記」
...金(かね)は惜(を)しけれど見(み)る目(め)も憎(にく)ければ家(いゑ)に居(を)らぬは上々(じやう/\)なり...
一葉女史 「大つごもり」
...金は惜しけれど見る目も憎ければ家に居らぬは上々なり...
樋口一葉 「大つごもり」
...どうやら上々の首尾であったらしい...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...気分上々でリンカン宿場へ出発した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...上々吉の花嫁御と...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...安土のお厩を出たものなら鞍縁起(くらえんぎ)も上々吉...
吉川英治 「黒田如水」
...義貞は上々の機嫌で...
吉川英治 「私本太平記」
...お日向きは上々吉(きち)...
吉川英治 「私本太平記」
...重さ六十二斤水磨(すいま)作りの錫杖は上々なものだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...美々しい螺鈿(らでん)の鞍など――さては今日のうち登城もすみ、首尾も上々に、就任の沙汰はきまったものと、権之助は早のみこみして、「おめでとうござりました...
吉川英治 「宮本武蔵」
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