「三遍」の意味
三回繰り返すこと
「三遍」の例文(場面別)
- 日常会話彼は同じ話を三遍も繰り返した。
- 教育先生は重要なポイントを三遍繰り返して説明した。
- 文学彼女はその詩を三遍朗読し、聴衆を感動させた。
小説での「三遍」の使い方
...こういうことは三遍行われなければならないので...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...八歳までの貸本屋学問に最も夢中であった頃には少なくも三遍位は通して読んだので...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...点(つ)きました」その男は二三遍頭を下げてから立上った...
海野十三 「奇賊悲願」
...三遍繰返して言った言葉を私は確かに聞きとった...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...私はあけ放しの上り口に立つて二三遍声をかけてみたがいつかう返事がない...
中勘助 「銀の匙」
...法然は如何なる大巻の文と雖(いえど)も三遍それを見ると明かになる...
中里介山 「法然行伝」
...思ひ切つて這入らうかと思つたが何となく氣臆れがして二三遍行つたり來たりした儘...
長塚節 「竹の里人〔二〕」
...好い年をして三遍も四遍も外国へやられて...
夏目漱石 「虞美人草」
...代助はそれから三千代にも平岡にも二三遍逢つてゐた...
夏目漱石 「それから」
...「三遍」サンベン...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...「どうしても俺にはこの世が丸いなどとは思われないが……不思議だなア!」祖父はいつものとおりそんなことを言いながら二三遍グルグルと撫(な)で回した...
牧野信一 「地球儀」
...牛は大切な神獸であつて牛を殺す者は人を殺したよりも罪は重いのである――夫から又日中に三浴し或は一夜に三浴する――是は三遍水を浴びるので...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...三遍(べん)お辞儀(じぎ)をして...
宮沢賢治 「貝の火」
...亭主がつとめからひける刻限までお石は二三遍...
「小祝の一家」
...三遍まわるそのうちに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これこれの呪文を三遍唱えながら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ビール会社のポスター描(か)きが発見したら二三遍ぐらいトンボ返りを打つだろう...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...念仏両三遍唱(とな)へけるが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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