...そらその菰(こも)に三升ばかり背黒鰯(せぐろいわし)があらあ...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...「‥‥」渠があれだけになるには、二三升を越えた、な、と義雄は思ひながら、「朝からえらいですね...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...片手には大きな螺旋(ねじねじ)の煙管(きせる)を持ち荒い三升格子(みますごうし)の褞袍(どてら)を着て屋根船の中に胡坐(あぐら)をかいていると...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...米搗き米搗(つ)き(ばつた)米搗いて見せろ一升 米搗いた二升 米搗いた米搗きもつと搗いて見せろ三升 米搗いた五升 米搗いた米搗き麦搗いて見せろ一斗 麦搗いた二斗 麦搗いた米搗きもつと搗いて見せろくたびれましたくたびれました兎兎はどちらへ ゆきました十五夜お月さんに つれられて遠い 遠い お国へゆきました...
野口雨情 「未刊童謡」
...二三升は呑んだことだらうと思ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...×××教というので堀越三升(ほりこしさんしょう)でさえ――九代目団十郎――権少都(ごんのしょうづ)の位になって信心してるのだからたいしたものでさという勢いだった...
長谷川時雨 「勝川花菊の一生」
...色糸で麻の葉や三升(みます)にかがっていた...
長谷川時雨 「西川小りん」
...三升(さんしょう)とよび...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...手紙を、帯の間につっこみ、また、ゴシゴシと、三升釜を磨いた...
火野葦平 「花と龍」
...三升亭(さんしょうてい)を名のっていた...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...二升か三升でも手銭で飲める...
正岡容 「寄席」
...三升の暫なり」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...三升は八代目団十郎である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...市川三升...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...常に一斗二三升も入るかと思う大瓢箪(おおひょうたん)を携え来り...
柳田国男 「山の人生」
...そんだら三升の餅をいついつの晩に...
柳田国男 「山の人生」
...各蕎麦粉三升を負(お)ふ...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
...一日の労働は塩三升に...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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