...彼は一隅に座っていた...
...全体の中でも一隅を担う存在だ...
...彼女は一隅に引きこもりがちだ...
...この町には一隅に名物がある...
...彼は自分の一隅で静かに暮らしている...
...床板の上に三畳畳(たたみ)を敷いた部屋(へや)の一隅(ぐう)に愛子がたわいもなくすやすやと眠っていた...
有島武郎 「或る女」
...かの室内の一隅にかけてありし機糸が...
井上円了 「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」
...自邸の空地の一隅(いちぐう)に...
海野十三 「振動魔」
...右の一隅には、何かごたごた置かれてあった...
田山花袋 「一兵卒」
...よる學校の中の圖書館の廣い讀書室の一隅で...
恒藤恭 「學生時代の菊池寛」
...*上野公園の一隅(いちぐう)にある鉄筋コンクリートの建物の中で時々科学者が寄り集まって事務的な相談会を開くことがある...
寺田寅彦 「柿の種」
...ややもすれば知識の干物の貯蔵所となる恐れのある学界の一隅(いちぐう)に...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...その一隅に、ささやかな喫茶店があった...
豊島与志雄 「朝やけ」
...この一隅の世界もまた...
中井正一 「「焚書時代」の出現」
...キキ等はスケエト場の一隅で...
堀辰雄 「羽ばたき」
...サイパンの店の一隅に巌丈な錠前をとりつけた銭箱を備へて...
牧野信一 「酒盗人」
...それから第二は寝室(犯行現場)の隣室になっているロスコー氏の書斎の一隅に在る粗末な木製の本箱を...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...鮎舟の一隅に積みかさねてあった苫(とま)を撥(は)ねのけて...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼がふと廊下の一隅で拾い取った樟板(くすいた)の半分です...
吉川英治 「江戸三国志」
...堂の一隅に置いた櫃(ひつ)の中から...
吉川英治 「親鸞」
...諸兄は一隅で是非なき顔つきのお茶...
吉川英治 「随筆 新平家」
...室の一隅にある小机に目をとめた...
吉川英治 「源頼朝」
...広間の一隅にある純白な六曲屏風(びょうぶ)に眼をとめた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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