...この家は一間しかなくて、狭くて暗い...
...あの古民家は、一間一間が異なる雰囲気がある...
...オフィスの一角に一間だけ個室がある...
...祖母の家は、一間の台所に五人がじゃんけんできるほど賑やかだった...
...障子を取り付けるには、一間差しかないので、微調整が必要だ...
...エヒミチはベローワと云(い)う婦(おんな)の小汚(こぎた)ない家(いえ)の一間(ま)を借(か)りることになった...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...通りの巾は一間(けん)もあろうか...
谷譲次 「踊る地平線」
...一間幅(はば)しかない大川で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...二階の一間(ひとま)に閉じ籠(こも)ったが...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...奥の一間のひっそりかんとしたのは今に始まったことではないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...一間半ほど向うのお粂の部屋の格子に掛けられないことはありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一間の押入が二つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...次の一間しかない四畳半の茶の間で...
牧野信一 「お蝶の訪れ」
...その後にある一間ばかりの丈の赤松の根元に二枚の板をもたせ置けるあり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...唐紙もついていない一間の本棚があった...
宮本百合子 「新しい文学の誕生」
...鍵の手に曲って一間の縁側は東南に面して居るのだが...
宮本百合子 「餌」
...然も行て其旧迹を見しものゝ言に因れば一間の茅屋のみ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...一間に寝かせておきましたじゃ」「有難うぞんじます...
吉川英治 「江戸三国志」
...――勘蔵どのを待たせてすまぬが、ちょっと、そちだけでも、別室へ顔をかせ」「お易(やす)いことです」義平太は、一間にはいって、坐るとすぐ、怖い父の顔を、真ん前に見た...
吉川英治 「大岡越前」
...けれど、船楼の一間は、あたかも本丸住居(ずまい)の一部屋を、そのまま移して来たように、衣桁(いこう)もあれば金屏風もあり、蒔絵(まきえ)の文棚(ふだな)、小鼓、香炉、火鉢、褥(しとね)、膳具酒器など、ないものはなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこの部屋にやすんで居りまする』老妻の指さす一間を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その家の一間(ひとま)に起き出た頃は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...奥の静かな一間を振り向いたのみで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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