...彼の行動からは一脈も訝しむ余地がなかった...
...この芸術品には一脈の方向性が見られる...
...新しいビジネスを始めるためには、一脈のアイデアが必要だ...
...彼女の作品には一脈の感性が表れている...
...将来への展望が見えない中で、一脈でも見つけ出すことが大切だ...
...私はなんとなしにさびしい子供らの生活に一脈の新しい情味が通い始めたように思った...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...昔のことを知ってる者に一脈の懐古の情を起させるのは...
豊島与志雄 「樹を愛する心」
...私たちの間には一脈の距てが出来ていました...
豊島与志雄 「幻の園」
...氏はまた後の大正時代になって現われた新感覚派なるものと一脈相通ずる所がある...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...一脈の不思議な糸に操(あや)つられるように...
野村胡堂 「江戸の火術」
...なんかしらこの二人には一脈相通ずる名人魂があったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何となく一脈の物凄まじさのある男前...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...他に下手人の当りでもあると言うのかい」万七は勝誇った中にも一脈の不安があります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...心身に一脈清涼の気が走って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一脈の野趣といおうか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一脈の不思議さを感ずるだけ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼女の芸は鴈治郎(がんじろう)の芸と一脈共通のところがあるかと思われる...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...私のうちの一脈(いちみやく)は...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...勿論胸の中を一脈の清水が流れ通つてゐるやうな爽々しさを覚えてゐたのだ...
牧野信一 「明るく・暗く」
...一脈の相通ずるものがあるのかも知れないね...
牧野信一 「露路の友」
...一脈相通ずるところがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...歡樂のたゞ中へ一脈の哀愁を漂はし...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...一脈の殺気が弦之丞の面を打ってくるように思われる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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