...「一着の服を買いに行く...
...「彼は競馬で一着になった...
...「パーティーで一着を着ていった...
...「冬には一着のコートは必需品だ...
...「スーツを着た男性には一着のコートが似合う...
...しかし実際に使用せられるものは十一着で...
海野十三 「地球発狂事件」
...洋服は一着もなかった代りに...
海野十三 「人間灰」
...之がフロツクコート一着の代價となつたなどは...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...少なくとも、朝眼をさましたとき、第一着手として、鞄(かばん)の荷造りに取りかかろうなどとは、夢にも考えていなかったのである...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...是れ恐らくは局面展開の第一着手たる可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一着から三着まで占めたといって...
中谷宇吉郎 「ものは考えよう」
...もし駆落(かけおち)が自滅の第一着なら...
夏目漱石 「坑夫」
...その一着手として...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...浅葱色の袷(あわせ)一枚と小倉の袴が一着だけ残った時...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...第一着るものもねえし...
林芙美子 「なぐさめ」
...後にはせいぜい五フランにしかならないような古着が一着放りっぱなしになっていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...例の「サンデー毎日」や「週刊朝日」の裏表紙の広告へは私が大柄の揃いの浴衣で羽織と着物をこしらえたのを一着に及び...
正岡容 「わが寄席青春録」
...麻(あさ)のズボンが一着あるだけであった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...一高時代には薄手の冬服一着で間に合わせ...
武者金吉 「地震なまず」
...多くは一着三円前後で...
柳宗悦 「四十年の回想」
...このアパート・マントを一着に及んで...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...石棺中(せっかんちゅう)には時服一着を入れたのみで...
吉川英治 「三国志」
...が、最後の一着手は、――すなわちこの完成せる様式を踏襲しつつその中の一つの特殊点を、嬰児の美を、強調することは、――彼の原本的な創作心においてなし遂げられたのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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