...同時に又一方では...
芥川龍之介 「点心」
...一方では行きたい行きたいの念がむらむらと抑え切れない...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...一方では紛う方なき共通点のあるところが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そうしてまた一方では...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...また一方では新聞雑誌の経営者と一般読者とが...
寺田寅彦 「科学と文学」
...(大正十年十月、渋柿)*新しい帽子を買ってうれしがっている人があるかと思うと、また一方では、古いよごれた帽子をかぶってうれしがっている人がある...
寺田寅彦 「柿の種」
...その一方で銀杏(いちょう)はもうすっかりその黄葉をふるい落としているのであった...
寺田寅彦 「柿の種」
...一方ではまた、審査する方が濫造の世評を顧慮して審査の標準を高め、上記の比率を低下させるようにするかも知れない...
寺田寅彦 「学位について」
...このような事のある一方で...
寺田寅彦 「断水の日」
...一方ではまた捕虜になって餓死したとか...
寺田寅彦 「ピタゴラスと豆」
...一方では真面目に勉強もして...
豊島与志雄 「道連」
...一方では急込(せきこ)んだお時が...
夏目漱石 「明暗」
...一方ではのんきなむかしの時代の人は...
羽仁もと子 「親子の愛の完成」
...一方では大した喧嘩じゃなかったようで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...すっかり納得ゆかないうちに一方では衝動的に行動する...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一方では何とはなしに涙が流れ出してくるのをきまり悪く思って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一方では船が入って来る...
柳田国男 「故郷七十年」
...暗くなる一方であった...
山本周五郎 「おれの女房」
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