...その上万一手に余れば...
芥川龍之介 「二人小町」
...奈破翁(ナポレオン)がついに一手にこれを統(す)ぶるということになったのである...
大隈重信 「日支親善策如何」
...滝口立山の両坑を随時一手に引受ける...
大阪圭吉 「坑鬼」
...やがて三七のぶたか公と五郎ざえもんのじょうどのと一手になって大坂へ馳せのぼられ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...自分の口一つで一手に引受けることが何の雑作もなさそうに思えたが...
徳田秋声 「あらくれ」
...服部君の死後一手に「みみずのたはこと」を引受くるに到って其熱心は正に酬われたのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...」「みんな一手に出たものだらうね...
永井荷風 「来訪者」
...往診のカバン持ちを一手に引き受け...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...政府が一手に引き受けて...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...少し奇矯にさえ見えた伊予守忠弘が一手に引受(ひきう)けて采配を揮(ふる)っていたのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...一手に御自分の手に證文を買ひ取つて下すつたといふことで御座います」お縫は悲歎のうちにも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その頃水府の煙草を一手に捌(さば)いた老舖(しにせ)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それが一一手に取つて見えるやうにも感ぜられるのであつた...
平出修 「夜烏」
...公儀御一手にて御引請相成...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...百般の文事を一手に統轄し...
福沢諭吉 「学問の独立」
...――領内の材木を一手に扱いたいため...
山本周五郎 「いさましい話」
...国の繁昌一手に握った...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...蒲生(がもう)殿の勢が一手になって安土へ攻めよせ...
吉川英治 「新書太閤記」
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