...暮近くに父が元氣よく歸つて來たのを見て一家の悦びはいふまでもない...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...決然として一家の運命を背負って立つ...
大隈重信 「夫婦共稼ぎと女子の学問」
...ともかく一家の歴史がそれに懸っているのだから...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...一家の経済はかつ子の月給で切り廻す結果になるので...
武田麟太郎 「現代詩」
...彼等一家の様子をさぐる手段は無かった...
太宰治 「未帰還の友に」
...当時兎角の噂のあった秀次一家の動静を探るために...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...この男は英国大使一家の人達に挨拶をしたのだが...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...当時から病弱であった母を助けて一家の庶務を処理した...
寺田寅彦 「備忘録」
...ジャン・ミシェル一人で引止めていた一家の零落は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お前たち一家の者に恩恵を施してやった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...川原一家の四人が...
豊島与志雄 「渡舟場」
...一家の上に押っかぶさった恐ろしい赤貧から来る互いの日々の口論のうちに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分達の一家の悲運を思い出すと...
直木三十五 「南国太平記」
...じぶんら一家の平和と幸福のためなら...
久生十蘭 「蝶の絵」
...(この地方の商人は大抵一家の主人でも...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...下宿屋生活(ぐらし)より一躍して仮にも一家の主(あるじ)となれば自(おのずか)ら心寛(くつろ)ぎて何事も愉快ならざるはなし...
村井弦斎 「食道楽」
...そこは帝政時代の伯爵一家の店だったが...
横光利一 「旅愁」
...直ちにここを占領してコロンブス一家の者を捕縛し...
和辻哲郎 「鎖国」
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