「一字一句」の意味
一つの文字と一つの語句の強調
「一字一句」の例文(場面別)
- 日常会話彼は一字一句を大切にして、丁寧に手紙を書いた。
- ビジネス契約書の内容を一字一句確認し、誤りがないかチェックする。
- 教育先生は生徒たちに、教科書の内容を一字一句覚えるように指導した。
- ニュース記者は政治家の発言を一字一句記録し、正確に報道した。
小説での「一字一句」の使い方
...今日のあなたのお手紙の一字一句をも深い理解と同情をもつて悉(ことごと)くうけ入れる事が出来ますと大きな声で申あげる事の出来る力強さを持つて居ります...
伊藤野枝 「書簡 木村荘太宛」
...およそ国家の法律は一字一句といえども帝国議会の協賛なくしてはこれを発布することも...
大隈重信 「選挙人に与う」
...………福子は此の手紙の一字一句を胸に置いて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...一字一句覚えている...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...同じ講演内容を一字一句違わず二時間かかって...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...些細なる一字一句の選択に至るまで...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...あとの会釈は一字一句も違わない音声と語調でありましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...バルナバスは全部一字一句そのままくり返した...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...普請請負いの約定書等には一字一句を争うて紙に記せども...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...書中の一字一句、もって人心を左右するにたるものなりとすれば、君臣の義理固き我が国において、十二君に歴事し公山仏(こうさんひっきつ)の召(めし)にも応ぜんとしたる孔子の書を読むもまた不都合ならん...
福沢諭吉 「徳育如何」
...今左にわざとその「赭鞭一撻」の一字一句も改竄せずに...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
......
槇村浩 「人民詩人への戯詩」
...一字一句の研究にも幾多の人間を苦しめ...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...一字一句にも気怯(きおくれ)がする...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一字一句の書直しや消しもなく...
山本笑月 「明治世相百話」
...朝日新聞時代に毎日書く原稿が一字一句も訂正しないで例の名文をあっさり書き流すほどの才筆...
山本笑月 「明治世相百話」
...一字一句にこめられた顕家の祈りの文字は...
吉川英治 「私本太平記」
...一字一句変えずに...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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