...日本人は一体に表情的でないので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...南北アメリカを一体にしようとしつつあります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...京都一体にどこの空地(あきち)にも苜蓿の生へてない土地(ところ)は見られないやうになつてしまつた...
薄田泣菫 「茶話」
...この線路は一体に弁当がよくないので有名だという話である...
寺田寅彦 「札幌まで」
...一体に何処となく陰気なこの家内のさまは...
寺田寅彦 「やもり物語」
...この区域の空気は一体に明るいような気がする...
徳田秋声 「新世帯」
...何しろ避難民は一体に玄米の握飯を食つてゐるんだからね...
徳田秋聲 「フアイヤ・ガン」
...通というものは一体に対象に対して愛着に似た理由のない愛情を示すものらしい...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...この世が一体に火になってしまうのじゃないかと言う人もあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...詩人が一体に固くなりすぎてゐることが...
中原中也 「近時詩壇寸感」
...一体にクラシックな画風で...
久生十蘭 「キャラコさん」
...一体にちっとも笑はない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「権三」は初日の方が一体に出来がよかった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それは全くつまらぬ慎しみとも云へぬほどのハニカミ見たいなもので平気になつて差支へない筈なのに、一体に、傑れた、一人称の実際の経験らしい小説に接すると、取材のあれこれの別なく、いつも何か云ひそびれるものを覚えて仕方がないのであつた...
牧野信一 「「樫の芽生え」を読みて」
...多分一体に栄養が足りなかったのだろう...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「墓地へゆく道」
...しまいに老人が「遠野のものは一体に芝居好きだもの……」と言った...
水野葉舟 「遠野へ」
...時候が悪いんだねえ一体に...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...一体にブリユツセル市民は日本人に対し好感情を持つて居て...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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