...何しろ私が先づ第一に...
石川啄木 「道」
...『だが第一に私はお前達のうちの誰かに...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...ただ静枝が真一に恋をしていたということは初耳だった...
海野十三 「三人の双生児」
...六今日の世の中で第一に気のつくのは形式と精神との矛盾である...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...それから第一に包みを解いて...
鈴木三重吉 「胡瓜の種」
...第一には美術が解らぬといふ事だ...
薄田泣菫 「茶話」
...日本神話の特色の一にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...消防夫の功績は一にこれに由(よ)って成績づけられたものです...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...第一に、私たちはいま一に運命の動きにかかる冒険(アドヴェンチュア)に面している事実を、はっきりと自覚しなければならないこと...
谷譲次 「踊る地平線」
...まず第一にあの人に賛成員になってもらうんだね...
田山花袋 「田舎教師」
...まず第一に困った事は局部局部を見て忠実に写しているといつのまにか局部相互の位置や権衡が乱れてしまう...
寺田寅彦 「自画像」
...第一に松島を、次に躑躅ヶ岡の枝垂櫻と天守臺の招忠碑とを描いたものを作つて大好評であつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...現代日本に於てまず第一に挙げられるべきものは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...ところで呆然としたこんな時の空想は、まず第一に、ゴヤの描いたマヤ夫人の乳色の胸の肉、頬の肉、肩の肉、酸っぱいような、美麗なものへ、豪華なものへの反感が、ぐんぐん血の塊のように押し上げて来て、私の胃のふは旅愁にくれてしまった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...亨一には自分で読んで聞かせる位にして居た...
平出修 「計画」
...先ず第一に絵画の主題...
宮本百合子 「芸術が必要とする科学」
...第一に拙藩有志において常野(じょうや)の間にことを挙ぐれば貴藩においても相呼応してことを挙げ幕軍をして前後両難に陥らせようとの約...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...第一に主人の身にも災難のかかるのは知れている...
吉川英治 「親鸞」
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