...当時日本に対するセンティメンタルな愛が極めて昂進してゐた私も...
阿部次郎 「帰来」
...娘は婦人雑誌を読んでいるからロマンチストでセンチメンタリストだ...
石川欣一 「山を思う」
...この頃はいくらかセンチメンタルになつてゐますので...
伊藤野枝 「書簡 山田邦子宛」
...正統派共産主義者からはセンテイメンタリストと看做(みな)されてゐる進歩的分子の人にとつては...
エマ・ゴオルドマン 伊藤野枝訳 「死んだ魂」
...センチメンタル過ぎて...
太宰治 「律子と貞子」
...白髪のセンチメンタリスト...
種田山頭火 「其中日記」
...何ともいえないセンチメンタルな夜だった...
近松秋江 「うつり香」
...従っていか程センチメンタルでもかまわないのだ...
辻潤 「ふもれすく」
...シネマ俳優としてのベーアの才能と彼のいろいろなセンチメンタル・アドヴェンチュアとを賛美する一万の婦人がいてはなやかな喝采(かっさい)を送ったそうである...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...昨夜リーザに対してとったセンチメンタルな態度や...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...父は女と共にセンチメンタルな感情に駆られて...
豊島与志雄 「公孫樹」
...彼は自分をセンチメンタリストと粧ふことがあるかも知れないが...
中原中也 「高橋新吉論」
...センチメンタルばかりが詩である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...私の欺され易いセンチメンタリズムを怒鳴りつけた...
葉山嘉樹 「浚渫船」
...そのセンチメンタルな言葉に閉口して...
牧野信一 「円卓子での話」
...ありのままに取り上げようとした――いわばドキュメンタリイを志したものである...
三好十郎 「あとがき」
...しかし彼のやつた仕事はだらけた詠嘆みたいなセンチメンタルの滂みたいなものであつた...
室生犀星 「俳句は老人文学ではない」
...ただ疑わしい処をコンメンタアルで調べて見ただけである...
森鴎外 「不苦心談」
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