...かくて私はついにマイナスつきの無一物になつた...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...一九〇・九二〇瓩(キロ)から深谷氏の五三・三四〇瓩(キロ)とこの荷物の重量とをマイナスしたものが...
大阪圭吉 「死の快走船」
...すっかりマイナスにされてしまった...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...マイナスだけである...
太宰治 「東京八景」
...宿銭はオンリヨウだ(オンリヨウとはマイナスの隠語である)...
種田山頭火 「行乞記」
...例の洋服を質入して、マイナスを払ひ、酒を借る...
種田山頭火 「其中日記」
...駅へまはつて(そこまで行かないとマイナスが利かない)...
種田山頭火 「其中日記」
...しかしそれは食物全体に対して10のマイナス何乗というような微少な量である...
寺田寅彦 「鉛をかじる虫」
...消極的でマイナス的だという意味に於て...
戸坂潤 「科学論」
...そういう意味で云えばこの批判とは単にマイナスをしか意味しない...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...で折角の絶対的価値がマイナス価値に対立して...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...マイナスの性格にばかり数多く出逢う時...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...もしその差し引が負(マイナス)になれば...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...或関係の下ではマイナスの面をも示し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一番の要点で一番マイナスの条件だから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...題材をそうつかむところにあるマイナス風なものと分離されて出ている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...衰弱や腐敗その他のマイナスが起きないわけには行かない...
三好十郎 「恐怖の季節」
...なおマイナスである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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