...ものの一分と経たない内に我慢が出来なくなつたやうに引出しを開けてノートを引つぱり出して今書いたところを開き...
芥川多加志 「四人」
...差入れられたノートも...
石川三四郎 「浪」
...道義の力は非常に偉大なるもので、ドレッドノート、十二吋(インチ)の大砲、百万の軍隊より、道義の力は強いのである(拍手)...
大隈重信 「平和事業の将来」
...葉子は恐る恐るノートをあけた...
竹久夢二 「先生の顔」
...一寸此の中から筆記帳(ノート)とインキを買わして呉れや...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...ノート勉強をやるのである...
戸坂潤 「学生の技能と勤労大衆」
...紛然(ふんぜん)雑然(ざつぜん)糅然(じゅうぜん)としてあたかもコンノート殿下歓迎の当時における都人士狂乱の態度を以(もっ)て脳裏をかけ廻る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...以下四分の三のノートを完成したのみで...
野村胡堂 「楽聖物語」
...研究のノートも沢山あつたのだが...
林芙美子 「浮雲」
...それを彼は次のやうにノートに書きしるした...
原民喜 「火の踵」
...二十三日のノートのみそのまゝうつして置く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...――例へばあのノートだつて...
牧野信一 「夏ちかきころ」
...私が見せたがらないノートのものなども読み...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...丁度ノートルダムの塔の雨樋飾(ガーゴイル)の怪物のようなものが棲んでさえいるようです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ノートをとることをおこたらず...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...記者のノートに止めてあるだけでも一年や二年では書き尽されぬ位である...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...――久慈はノートル・ダムの怪獣の空とぼけた笑顔がまたも眼に泛んだ...
横光利一 「旅愁」
...乱暴に鉛筆で書き捨ててある歌を一首一首とノートから拾って原稿紙に写しとってゆくのだが...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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