...トマト氏は今にも泣きだしそうな顔であった...
海野十三 「軍用鮫」
...なんともいいませんわ」トマト姫は...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...いや、そういう君の上品ぶりの古陋頑迷(ころうがんめい)、それから各々ひらき直って、いったい君の小説――云云と、おたがいの腹の底のどこかしらで、ゆるせぬ反撥、しのびがたき敵意、あの小説は、なんだい、とてんから認めていなかったのだから、うまく折合う道理はなし、或る日、地平は、かれの家の裏庭に、かねて栽培のトマト、ことのほか赤く粒も大なるもの二十個あまり、風呂敷に包めるを、わが玄関の式台に、どさんと投げつけるが如くに置いて、風呂敷かえしたまえ、ほかの家へ持って行く途中なのだが、重くていやだから、ここへ置いて行く、トマト、いやだろう、風呂敷かえせ、とてれくさがって不機嫌になり、面伏せたまま、私の二階の部屋へ、どんどん足音たかくあがっていって、私も、すこしむっとなり、階段のぼる彼のうしろ姿に、ほかへ持って行くものを、ここへ置かずともいい、僕はトマト、好きじゃないんだ、こんなトマトなどにうつつを抜かしていやがるから、ろくな小説もできない、など有り合せの悪口を二つ三つ浴びせてやったが、地平おのれのぶざまに、身も世もなきほど恥じらい、その日は、将棋をしても、指角力(ゆびずもう)しても、すこぶるまごつき、全くなっていなかった...
太宰治 「喝采」
...)とうもろこしと、トマト...
太宰治 「失敗園」
...トマト...
太宰治 「斜陽」
...トマトと桃の恵投にあずかり...
太宰治 「たずねびと」
...トマトがつぶれたみたいで...
太宰治 「皮膚と心」
...病床日誌によればきょうの食事は朝 おまじり一〇〇 桃果汁八〇九時半 ネーブル果汁六〇十一時五十分馬鈴薯(ばれいしょ)うらごし小量 トマト汁七〇二時半 林檎果汁一〇〇五時 おまじり一椀 大根おろし少々 梨果汁八〇七時四十分葡萄(ぶどう)果汁五〇 番茶二〇...
中勘助 「胆石」
...赤い実のなっているトマトだった...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...尤(もっと)もトマトなんて...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...サアジンとトマトちしゃのみじんにしたのなどパンにもよく...
林芙美子 「朝御飯」
...(トマトとホワイトシチュウの二色)こいつを両方とって平げたものだが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その黄いろなトマトをとりもしなけぁ...
宮沢賢治 「黄いろのトマト」
...我勝ちと猛ってそのトマトを買ってしまうだろう...
宮本百合子 「科学の精神を」
...そこへトマトまぜても上れるでしょうし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...トマトばかりではありません...
村井弦斎 「食道楽」
...自分がトマトか南瓜かそれも分らぬ...
横光利一 「夜の靴」
...ユウゴオは「君の厭味(いやみ)は尤(もつと)もだ」と言ひ乍(なが)ら前の大きなトマトを取つて一口に頬張り二三度もごもごさせた儘(まゝ)嚥下(のみおろ)して仕舞(しま)つたのは今でも目に見える様だと云ふ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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