...僕は秦皮樹(とねりこ)のステッキを挙げ...
芥川龍之介 「蜃気楼」
...いつも愛用の細身の洋杖(ステッキ)をふりふり散歩をしていたのだった...
海野十三 「流線間諜」
...明智と宮瀬氏は登山服にゲートルをつけ、ステッキを持ち、小林少年と不二夫君は、洋服に、やはり、ゲートルをまいて、四人ともリュックサックを背おい、わざと品川(しながわ)駅から、人目につかぬように、汽車に乗りこみました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...窓から鞄とステッキを斎藤氏に手渡しながら...
太宰治 「正義と微笑」
...ステッキでやっと身体をささえていたということである...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...その向こう側に大きな男がステッキを持って立っているところを写したものである...
夏目漱石 「三四郎」
...ステッキを持つて...
西田幾多郎 「井上先生」
...嫌味のない棒ステッキ...
橋本五郎 「自殺を買う話」
...ステッキをあるいはここ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...なぜステッキをもってこなかったんだ? いったい何を振って君たちを家へ追いもどしたらいいのだ?」二人はバルナバスのうしろに隠れたが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...こんなステッキなんか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...どれでもいいステッキサ...
正岡子規 「初夢」
...両手でからだをステッキの上にもたせながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...平服に中折をかぶってステッキをついて写真にとられているのは菊池寛一人...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...勝介 (岩の多い小道を靴音とステッキの音をさせて近づいて来ながら)やあ...
三好十郎 「樹氷」
......
三好達治 「南窗集」
...ステッキで地面を強くつきながら...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...唐竹のステッキを握った手首の冷えて来るのに矢代は...
横光利一 「旅愁」
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