...彼をゲジゲジの様に嫌っていたに違いないと...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...ゲジゲジを見つけたのでたたき殺した...
種田山頭火 「其中日記」
...それで市民は茶袋茶袋といってゲジゲジのように思っていたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...ゲジゲジでも取って捨てるような手つきで持ち出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...おいらにとってお安くねえ代物(しろもの)だ」「持っておいで」お絹はゲジゲジでも摘(つま)むように...
中里介山 「大菩薩峠」
...蚯蚓も輪に刎ね蚰蜒(ゲジゲジ)は反って踊る...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...岡つ引とゲジゲジが大嫌ひで――ま...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...世間の人はゲジゲジ見たいにいふし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二六時中ゲジゲジ野郎の相手がでけるけえ...
矢田津世子 「反逆」
...中禿の頭の毛、ダダッ広い額、ゲジゲジ眉、尻下りになった眼、小さな耳、大きな鷲鼻、への字なりの口、軍艦のようなアゴと念入りに書き上げてパタリと雑記帳を伏せると、その人が大きな眼を開いて私を見た...
夢野久作 「ざんげの塔」
...又はそこいらの地物(じぶつ)や、自分より強い者の姿に化ける……なぞ、低級、卑怯な人間のする事は皆、かような虫の本能の丸出しで、俗諺(ぞくげん)にいう弱虫、蛆虫(うじむし)、米喰(こめくい)虫、泣虫、血吸(ちすい)虫、雪隠(せっちん)虫、屁放(へっぴり)虫、ゲジゲジ野郎、ボーフラ野郎なぞいう言葉は、こうした虫ケラ時代の心理の遺伝したもののあらわれを指した軽蔑詞に外ならない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...太い毒々しいゲジゲジ眉の下に茶色の眼が奥深く光って...
夢野久作 「冥土行進曲」
...ゲジゲジだろう」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...あのやくざ者か」「ゲジゲジの伊兵衛に違いない...
吉川英治 「江戸三国志」
...日ごろのゲジゲジも迂路鼠(うろねずみ)も青草蛇(あおだいしょう)も...
吉川英治 「新・水滸伝」
...名うてな街のゲジゲジと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あのゲジゲジを外へ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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