...唯幸ひにこの諷刺家は今を距(さ)ること二百年ばかり前に腸加答児(カタル)か何かの為に往生した...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...また膀胱(ぼうこう)カタルになったと思うのよ...
海野十三 「棺桶の花嫁」
......
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ございませんの?」「違う」「気管支カタルでは?」私は...
太宰治 「斜陽」
...肺炎や浸潤や気管支カタルだったら...
太宰治 「斜陽」
...これだけの資産を蓄えながら再び妻を娶(めと)ろうともせずプラツア・デ・カタルニアの陋巷で独り暮しを続けております...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...狂喚と雑踏春の夜のさざめきとの一層狭苦しい街路に溢れたカタルニア街の中でもただ一軒ベナビデスの店だけは...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...―――」「大腸カタルか赤痢らしゅうございます」「電話でも懸って来たん」「はい」「あんた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...急性腸(ちょう)カタルだった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...父は津田仙さんの農業三事や農業雑誌の読者で、出京の節は学農社からユーカリ、アカシヤ、カタルパ、神樹(しんじゅ)などの苗を仕入れて帰り、其他種々の水瓜、甘蔗(さとうきび)など標本的に試作(しさく)した...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...喘息(ぜんそく)やカタルや気管支炎がついてまわった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...軽い肺尖カタルにかかった...
豊島与志雄 「条件反射」
...神戸にゐた三歳の時器官支カタルがこじれて喘息が持病になり...
南部修太郎 「自分のこと」
...臭い彼の鼻加多児(びカタル)のいきを押しつけた...
本庄陸男 「白い壁」
...日射病、大腸カタル、三ツの氷嚢で頭と胸を冷す...
牧野信一 「貧しき日録」
...あづさはカタルパ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...終(つい)に加答児(カタル)性肺炎のために命を隕(おと)した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...旅の須磨明石にて急性大腸カタルを病み一ヵ月を熱海に病臥す...
吉川英治 「年譜」
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