...夜は如何にアブサントを飮んでも却つて眠られず...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...飲み残した一杯のアブサン...
太宰治 「人間失格」
...その飲み残した一杯のアブサンがちらついて来て...
太宰治 「人間失格」
...――絵の具だらけのずぼん・蒼白い額へ垂れさがる「憂鬱」な長髪・黒りぼんの大ネクタイと長いもみあげ・じっと卓上のアブサンを凝視している「深刻」な眼つき・新しい派の詩人とあたらしい派の画家と...
谷譲次 「踊る地平線」
...おけさ飯とアブサン...
種田山頭火 「旅日記」
...コップの水にアブサンが牛乳のように混和してゆくのを...
豊島与志雄 「田舎者」
...歌唱の長老たちとアブサンシオン長老とがきていられるのでございますな...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...パリーでは最もよくアブサントを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ブランデーと強ビールとアブサントとの恐るべき混合酒...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...アブサンを呷りつけながら賑やかに喋りたてている...
久生十蘭 「魔都」
...グラスの底に澱んだ金緑(きんりょく)のアブサントが...
久生十蘭 「雪間」
...おやすみになる時間よ」「眠くないが寝てやってもいい」注がれたアブサントをグイ飲みすると...
久生十蘭 「雪間」
...そのたびにアブサントをひっかけ...
久生十蘭 「予言」
...体がぶるぶる震えたのはアブサン酒のせいじゃない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...「それとも酔醒めの口あたりにはアブサンが好いでせうかな...
牧野信一 「露路の友」
...いくらでもいくらでも飲みたくなるんですって……アブサントのおかげで青臭いにおいがスッカリ消されている上に...
夢野久作 「鉄鎚」
...」笑いながらアブサンを飲む大きな山口の唇が開きかかると...
横光利一 「上海」
...シトロンでも煽(あふ)る調子で食事毎(ごと)に葡萄酒や茴香酒(アブサント)を飲む...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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