...その男はわき目もふらずにさっさと僕等とすれ違って行った...
芥川龍之介 「蜃気楼」
...小林君はその部屋にはいると、わき目もふらず、つかつかと、れいの鏡台の前に近づき、その上に乗せてあるたくさんの化粧品のびんの中から、ゆうべ女首領が手に取ったあのクリームのつぼをさがしだして、そのふたを開くと、いっぱいつまっている白いクリームの中へ、いきなり、指をつっこみました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...女皇は側でわき目もふらず見てゐましたが...
薄田泣菫 「茶話」
...間もなくわき目もふらずに働きはじめたのを見ても判る...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...黙っておこったような顔をしてわき目もふらず歩いて行ってまた引き返して来る...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...わき目もふらずに薪をこしらえている...
中里介山 「大菩薩峠」
...村育ちの女よりも決心かたく努力的でわき目をふらず働いている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わき目もふらぬ姿で...
吉川英治 「黒田如水」
...ほとんどわき目もふらずに歩いた...
吉川英治 「剣難女難」
...今の世情などにはわき目をふるな...
吉川英治 「私本太平記」
...一生わき目もふらぬおすがただったものでしょう」問「それがいつ頃からお心の悩みと変ったものですか」答「私にもわかりません...
吉川英治 「私本太平記」
...ふたたびここを立つと全軍の歩みはわき目もせず真っ直ぐに塚原へ降り...
吉川英治 「新書太閤記」
...五人の石屋職人がわき目もふらずに働いている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...何であろうか、わき目もふらず、奉書七、八枚に達筆を走らせ、草(そう)し終ると、二重に厳封して、封の表に太く強く、「上(じょう)」と書いて机にのせ、しばらく腕をくんでいた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そのほか、加藤太光員(みつかず)、佐々木高綱、堀藤次、同じく四郎、天野遠景、同じく平内など、わき目もふらず、敵へ当ってゆく...
吉川英治 「源頼朝」
...わき目もふらずに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...六作っているのは、馬(うま)の沓(くつ)であるが、それを作る藩士たちの様子は口もきかず、わき目もふらず、謹厳でありまた、おそろしく敬虔(けいけん)であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わき目もふらずに...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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