...近きところには見えざりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...じぶんだけ うばと ふたりきりなのは どうしてだろうと...
五十公野清一 「一休さん」
...うれしといふもあまりありき...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...いずれも服従性の盛んであったころに取りきめた規約に対する...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...年頃(としごろ)の孝心(かうしん)を天(てん)のあはれみ玉ひしならんと人々賞(しやう)しけりと友人(いうじん)谷鴬翁(こくあうをう)がかたりき...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...母は我が児の不憫(ふびん)さに天を恨(うら)み人を憎(にく)みて一時狂(きょう)せるがごとくなりき...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...母上の亡くなりたもうその年の春なりき...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...がんりきはそれをこともなげに言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...そんなことを知らない不破の関守氏から、まともに戒められて、がんりきが、「時に旦那、御注意万端ありがたいことでござんすが、突走れ、突走れとばかりおっしゃって、かんじんの御用向のほどが、まだ承ってございませんでしたね...
中里介山 「大菩薩峠」
...家尻切(やじりきり)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...力弥(りきや)が漣(さざなみ)山人なの...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...あの女(ひと)去るは痛みなりき...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「陽気じゃないだけさ」物干場は五階目の登りきったところで...
「赤い貨車」
...その命を断ちしは第四の太刀なりき...
森鴎外 「みちの記」
...自力(じりき)と他力(たりき)...
柳宗悦 「工藝の道」
...そのほうにかかりきっている暇はない...
山本周五郎 「さぶ」
...彼女はたつた獨りきりで...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...肌着の下まで撫(な)で廻されるように行き届き過ぎるのもやりきれない...
吉川英治 「新・水滸伝」
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