...よろめくようにして...
梅崎春生 「桜島」
...足がよろめくようであった...
梅崎春生 「桜島」
...」それをきくと、手塚さんは「オオ」とさけんで、よろめくように、前にすすみました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...たじたじとよろめくような大きな人影がうつったかと思うと...
大阪圭吉 「銀座幽霊」
...ふしては萩のこぼるゝ花・みごもつてこほろぎはよろめく・どうでもかうでも旅へ出る茶の花の咲く・朝は早い糸瓜のしづくするなどは九月三十日霧雨...
種田山頭火 「其中日記」
...銃声が激しくなって森を白煙で隠す位になると、倒れる者、よろめく者、逃げて入る者、伏せる者、みるみる内に、七八人しかいなくなった...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...重さによろめく小太郎の脚へ眉をひそめていた...
直木三十五 「南国太平記」
...よろよろと足がよろめくのを踏み締めて...
中里介山 「大菩薩峠」
...宅(うち)へ出入(ではい)りする事丈は遠慮して貰(もら)ひたい」「承知した」と代助はよろめく様に云つた...
夏目漱石 「それから」
...僕はときどきよろめく...
原民喜 「魔のひととき」
...妻(つま)は野代(のしろ)の膳(ぜん)のはげかゝりて足(あし)はよろめく古物(ふるもの)に...
樋口一葉 「にごりえ」
...親鳥の啼いてゐる方をたよりによろめくやうに走りながら...
堀辰雄 「巣立ち」
...そしてよろめく輪舞(りんぶ)とで氾濫(はんらん)させた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...よろめくように次の間へはいり...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...いきなりよろめくように道の上へ坐った...
山本周五郎 「日本婦道記」
...よろめくように寝間を出ていった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...よろめく身を支(ささ)える弾(はず)みに...
吉川英治 「親鸞」
...ベリッと、それを踏んで、よろめくと、(しめた)と、丈八郎は、盲目的に、躍って、揮(ふ)り下ろしたが、一角は、反対の方へ、ぽんと、飛びかわして、(それは柱だっ)と、罵倒(ばとう)した...
吉川英治 「無宿人国記」
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