...おとッつさんの方も何分頼みます」お千代は平生(へいぜい)妹ながら何事も自分より上手(うわて)と敬しておったおとよに対し...
伊藤左千夫 「春の潮」
...キリキリキリと音がして足が頭より上に上った...
海野十三 「地中魔」
...それより上の奥の手が...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...二人水より上り來りし頃には...
大町桂月 「川魚料理」
...奧の院より上は、險に加ふるに、危を以てす...
大町桂月 「妙義山の五日」
...実は国より上になお一つ生存競争の単位がある...
丘浅次郎 「人類の生存競争」
...山半(やまのなかば)は老樹(らうじゆ)条(えだ)をつらね半(なかば)より上は岩石(がんぜき)畳々(でふ/\)として其形(そのかたち)竜躍(りようをどり)虎怒(とらいかる)がごとく奇々怪々(きゝくわい/\)言(いふ)べからず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...」「なにこれで案外君より上等の神になれるかも知れないよ...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...さて破笠子はおのれが歌舞伎座作者部屋に入り芝居道実地の修業したき心底篤(とく)と聞取りし後倶(とも)に出でて福地家に至り勝手口より上りてやや暫くわれをば一間(ひとま)に控へさせけるがやがてこなたへとて先生の書斎と覚しき座敷へ導きぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...翻訳なんぞする時どれほど人より上手にやれるか物はためしぞかし...
永井荷風 「小説作法」
...もうこれより上へのぼるところはないからここで止まったのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...代助は固より上(うは)の空(そら)で聞(き)いてゐた...
夏目漱石 「それから」
...ある偶然を他の偶然より上位にするために必要な...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...下より上を凌ぎ御國法を不奉恐一般の風俗と相成義に付...
福澤諭吉 「御時務の儀に付申上候書付」
...士族は町人より上座に坐り...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...早くより上方にあり...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
......
正岡子規 「俳諧大要」
...カイロ府より上に住むは人を殺し...
南方熊楠 「十二支考」
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