...ある時は改造後ようやく六ヶ月でさらに改造の必要に迫られたことなどもあった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...我慢に我慢をしてようやく一日を終ることとなる...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...ようやく上っても今度は下りる時には止まらない...
高村光太郎 「美術学校時代」
...僕等が夢にも知らぬような事が沢山あって一々説明を聞いてようやく合点(がてん)が行くくらいである...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...勢いのようやく加わった火は炎々と燃え上ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...ようやく小高い一角へ出ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...ようやく一般に用い出されていた時代だけに...
中谷宇吉郎 「実験室の記憶」
...舟はようやく町らしいなかへ這入(はい)る...
夏目漱石 「草枕」
...ようやく安心したとまでは固(もとよ)り行かなかった...
夏目漱石 「坑夫」
...ようやくそこに気がついた...
夏目漱石 「明暗」
...そこへようやく医者が来てくれた...
夏目漱石 「門」
...それで何も彼もわかったよ」平次はようやく会心の吐息を漏しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は眼を皿のようにして、久(しば)らく相手の顔をまじまじと見つめていたが、ようやく最後に、『それじゃあお前さまは、軍隊にお勤めになった方じゃごわせんのかい?』と訊ねた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...西洋の説ようやく行なわれてついに旧政府を倒し諸藩を廃したるは...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...時移って記憶がようやく消えかかる頃に見ると非常に面白いし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...昨日ようやく思いだした...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...ようやく不安を感じだし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ようやく、本隊へ戻って、彼も武者いきれの中に立ち、初めて心の底から、「勝ったのだ」と、むしろ敗れた敵の大軍が、そこの丘から眺めても、もう何処にもいないのが、不思議のようにさえ思われた...
吉川英治 「新書太閤記」
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