...夜明(よあけ)に二人とも目がさめる...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...また黎明(よあけ)にその所を知らしめこれをして地の縁(ふち)を取(とら)えて悪き者を地の上より振落(ふりおと)さしめたりしや」と...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...一人だって夜明(よあけ)の光を見られまい...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...夜明(よあけ)まで身動(みうごき)もせず...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...夜明(よあけ)まで身動(みうごき)もせず...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...「あちらへ往こうじゃありませんか」女はとうとう一泊して黎明(よあけ)になって帰って往った...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...彼が吉延の谷に着いたのはまだ黎明(よあけ)前で林の下は真暗であった...
田中貢太郎 「山の怪」
...「夜明(よあけ)にひどく冷々(ひや/\)したつけかんな」お品(しな)はいつて一寸(ちよつと)首(くび)を擡(もた)げながら「俺(お)ら今朝(けさ)はたべたかねえかんな...
長塚節 「土」
...卯平(うへい)は田圃(たんぼ)に從(つ)いて北側(きたがは)の道(みち)を歩(ある)いたので彼(かれ)の目(め)には悉(こと/″\)く夜明(よあけ)の如(ごと)き白(しろ)い冷(つめ)たい霜(しも)を以(もつ)て掩(おほ)はれて居(ゐ)る畑(はたけ)のみが映(うつ)つた...
長塚節 「土」
...今朝(けさ)夜明(よあけ)がたに既(すで)に參禪(さんぜん)を濟(す)まして...
夏目漱石 「門」
...夜明(よあけ)まで書を読んで居て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...眞夜中を過ぎると直ぐに夜明(よあけ)になる...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...八深更、暁明(よあけ)、二度目の、音(おと)ないの響きに、今度は、宿屋の、不寝番(ねずばん)も、うたたねから目を醒されたのであろう――臆病窓があく音がして、何か小さい、囁きがしたが、やがて階段を上って来る足音――「おお、どうやら、そなたのところへ、また人らしいが――」と、雪之丞を見て、いった、菊之丞のこえを耳にしたか、若い衆が、「若親方、起きておいでですか?」「はい...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...母親が霍乱(かくらん)で夜明(よあけ)まで持つまいと申すことでござります...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...夜明(よあけ)村から北へと折れれば大鶴村に達する...
柳宗悦 「日田の皿山」
...夜明(よあけ)の光で見た通りの美しい人である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...おれも初めの頃はよく主人夫婦と夜明(よあけ)近くまで遊び歩いたもんだ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...唯(たゞ)明日(あす)の夜明(よあけ)にシシリイ島...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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