...ブランブランと風にゆれる...
石川欣一 「可愛い山」
...卓子がぐらぐらゆれる...
梅崎春生 「桜島」
...こうして渡ってみるとすこしもゆれず...
海野十三 「怪星ガン」
...ひとりでゆらゆらとゆれはじめた...
海野十三 「火星兵団」
...「止(よ)せったら、止せったら」それを無理に紫繻子が引張るので、その度(たび)に、つかまっている柱が撓(しな)って、テント張りの小屋全体が、大風の様にゆれ、アセチリン瓦斯(ガス)の釣(つり)ランプが、鞦韆(ぶらんこ)の様に動いた...
江戸川乱歩 「踊る一寸法師」
...天井からさがっているランプがゆれたのでしょうか...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...かろくかろくゆれてみよう...
大手拓次 「藍色の蟇」
...學者を侮辱したるやうに聞ゆれど...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...そのとき近くの葦(あし)の葉がざわざわとゆれるけはいがしたのでそのおとの方を振り向くと...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
......
種田山頭火 「其中日記」
...ゆれがとまったのを感じた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...空の蒼さと相映じ曇天の上にさんらんたる陽の舞踏妻子飢ゆればストライキに入らず陽を飽き雨の享楽を恋ふ緑空間に一つの点を見つけ出し◆九月十四日夕刊「北国柳壇」(高松)喜多 一二半球の真昼...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...急に立ち上った焦茶(こげちゃ)の山脈のすり鉢の底につぶれた広島からなんという奔騰(ほんとう)!もりあがり逆巻きゆれかえしおし上り雲・雲・雲・赤・橙・紫・はるか天頂で真紅の噴火...
峠三吉 「原爆詩集」
...あちこちとゆれる――そのあいだに死人のように顔が蒼ざめてしまったご婦人がたの手に芸人を渡す...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...母さんに無理をいふて困らせては成りませぬと教ゆれば...
樋口一葉 「大つごもり」
...鹿どもの風にゆれる草穂(くさぼ)のような気もちが...
宮沢賢治 「鹿踊りのはじまり」
...これも水の代りにスープを用ゆればなおよし...
村井弦斎 「食道楽」
...別れの馬車の鈴の音(ネ)がつらい心をまたせめる日暮峠でみかへれば山が霞んで遠くなる寒い夜風に町の灯が悲しく遠くゆれてゐる馬車の窓から故山(ヤマ)見れば空にほんのりおぼろ月(四・十二)...
森川義信 「別れ」
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