...日が暮れるのを待ったんやけど...
岩野泡鳴 「戦話」
...唇が火傷(やけど)しそうなくらいにまで吸い尽した煙草を...
高見順 「如何なる星の下に」
...病院に入つてこまそと思ふんやけど」「どこが病気や」「どこが...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...やけど切傷よりも...
太宰治 「お伽草紙」
...そのやけどの薬を取り出そうと思っているらしい...
太宰治 「母」
...少しは口紅さしてんのやけど...
太宰治 「パンドラの匣」
...「このお土産、折角やけど、うちより渋谷の方へ持って行ったげなさいな」「はあ、はあ、彼方へも買うて参りました...
谷崎潤一郎 「細雪」
...なおのこと別れられへんようになるわ」「そやけど...
谷崎潤一郎 「細雪」
...火傷(やけど)の人や...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...火傷(やけど)をしても...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...與吉(よきち)の横頬(よこほゝ)に印(いん)した火傷(やけど)が彼(かれ)の惑亂(わくらん)した心(こゝろ)を騷(さわ)がせた...
長塚節 「土」
...火傷(やけど)は額から首筋へほんの少々...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ刑期はすまへんのやけど...
火野葦平 「花と龍」
...こんなにして手紙かくとき、手頸のやけどが、薄赤い柔皮で、こわれていたくて、きっちりと袖口を手くびにまきつけて書いて居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あと無かりける金(きん)二万両(りょう)いとほしき子を他人とも名づけたりやけどなほして見しつらき哉(かな)という其角(きかく)と越人(えつじん)の両吟(りょうぎん)は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...火傷(やけど)をするまで火の熱さを知らなかった男だ...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...やけどしたの』『あゝ』...
横瀬夜雨 「五葉の松」
...明治八年に洋行して大火傷(おおやけど)を負って帰朝した両国の鍵屋(かぎや)弥兵衛が齎(もたら)した研究の後である...
吉川英治 「銀河まつり」
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