...向うには鶴子が櫓(やぐら)に突伏(つっぷ)して好い気もちにスヤ/\寝て居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...櫓(やぐら)の上から...
中里介山 「大菩薩峠」
...この炬燵(こたつ)櫓(やぐら)ぐらいの高さの風呂に入(はい)ってこの質素な寝台の上に寝て四十年間やかましい小言(こごと)を吐き続けに吐いた顔はこれだなと思う...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...とう/\櫓(やぐら)と掛蒲團(かけぶとん)を清(きよ)に云(い)ひ付(つ)けて...
夏目漱石 「門」
...この建築を俗に塔と称(とな)えているが塔と云うは単に名前のみで実は幾多(いくた)の櫓(やぐら)から成り立つ大きな地城(じしろ)である...
夏目漱石 「倫敦塔」
...一気にやぐらをやきたてようとするのでしょう...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...こわれた櫓(やぐら)へ上って...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...高い高いやぐらが一つ組まれてその上に...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...櫓(やぐら)の上へ昇って不弥(うみ)の国の山を見た...
横光利一 「日輪」
...櫓(やぐら)はいまや焼け落ちんとしていた...
吉川英治 「黒田如水」
...廻国修業武芸者矢倉伝内(やぐらでんない)と名乗った男は...
吉川英治 「剣難女難」
...櫓(やぐら)の上から呂布はあわてて...
吉川英治 「三国志」
...おなじ船(ふな)やぐらにいた...
吉川英治 「私本太平記」
...櫓番(やぐらばん)へ声をかけて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...城望(じょうぼう)のやぐらは黒渋(くろしぶ)にて塗(ぬ)りかくし...
吉川英治 「神州天馬侠」
...櫓(やぐら)の上からも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そこの怖ろしく高い物見櫓(ものみやぐら)か塔のような楼上に...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...櫓下(やぐらした)のお半殺しが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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