...文句(もんく)も話した時は覚えていたが...
芥川龍之介 「田端日記」
...古文書(こもんじよ)の入つた桐の箱が笑ひでもしたら...
薄田泣菫 「茶話」
...つまらん夢を見るもんだよ...
田中貢太郎 「あかんぼの首」
...そんなにおっしゃるもんじゃありませんよ...
田中貢太郎 「警察署長」
...痩(や)せッぽちのくせによく辛抱が出来たもんですね...
徳田秋声 「黴」
...苦悶(くもん)の声...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...女の方でも地体(じたい)自分でやる気がなければ出来るもんじゃアない...
永井荷風 「ひかげの花」
...東が春敲門(しゅんこうもん)……」これが...
中里介山 「大菩薩峠」
...此(この)問題(もんだい)は其都度(そのつど)次第々々(しだい/\)に背景(はいけい)の奧(おく)に遠(とほ)ざかつて行(ゆ)くのであつた...
夏目漱石 「門」
...自分(じぶん)は門(もん)を開(あ)けて貰(もら)ひに來(き)た...
夏目漱石 「門」
...雀や燕(つばめ)のええ休み場というもんよ」と巳之助が一人であざわらいながら...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...大久保恒次さんの『うまいもん巡礼』の中に...
古川緑波 「色町洋食」
...おい立派(りっぱ)なもんだなあ...
宮沢賢治 「シグナルとシグナレス」
...苦しい立場に置かれまして煩悶(はんもん)をばかりしておりましてね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「人間は正直にしていても善いことがあるとはきまらないもんだけれども...
山本周五郎 「柳橋物語」
...あッと、豆菊と付添の二人が、窓を開けたとたんに、トム公の矮短(わいたん)なからだは、激流する空気の震音の中を、もんどり打って、線路堤から沼地らしい蘆(あし)のなかに振り飛ばされていた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...ですから小説というものは作家も読者もお互いに自己の掘り下げみたいなもんです...
吉川英治 「親鸞の水脈」
...「臭いもんか」と...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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