...叔母は爪(つめ)にいっぱい垢(あか)のたまった両手をもやもやと胸の所でふりながら...
有島武郎 「或る女」
...再び彼女の胸のうちにはもやもやするものが湧き起った...
犬田卯 「米」
...もやもや煙つてゐて...
太宰治 「津軽」
...たそがれ、逢魔(おうま)の時というのであろう、もやもや暗い...
太宰治 「春の盗賊」
...その中から霧とも煙とも判らない黒い気がもやもやと立ち昇って...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...まだもやもやと近くの草の揺れ動くけはいが視覚に感じられる時に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...感覚がもやもやして来た...
徳田秋聲 「歯痛」
...それから目がもやもやして来た...
戸田豊子 「鋳物工場」
...室の中一杯にもやもやと物の乱るるけはいがした...
豊島与志雄 「蠱惑」
...何かもやもやと立罩めている頭脳の一部が晴れて...
豊島与志雄 「立枯れ」
...彼の頭に一杯もやもやと立ち罩めていたものが次第に晴れていった...
豊島与志雄 「囚われ」
...」九女八は、鷺草の、白い花がポツポツと咲き残るのへ降る雨が、庭面(にわも)を、真っ青に見せて、もやもやと、青い影が漂うようなのに、凝(きっ)と心をひかれながら、呟(つぶや)いた...
長谷川時雨 「市川九女八」
...一ツ一ツ白い雲の間からもやもやと覗いて来るようだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...右手に湯気のもやもやたちのぼる薬缶(やかん)をさげて井戸端へいった...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...わからないもやもやしたものが胸に一杯で――」たうとうその晩...
牧野信一 「岬の春霞」
...雑魚がもやもやと浮いて来て食ってしまう...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...もやもやしていたもンです...
吉川英治 「新・水滸伝」
...もやもやッとした中に...
蘭郁二郎 「夢鬼」
便利!手書き漢字入力検索
- 柔道家の正木嘉美さん: 85年世界柔道無差別級王者で、指導者としても活躍し64歳で死去 🙏
- 野球選手の石川雅規さん: ヤクルトの最年長投手が25年間の現役生活に終止符を打ちました。 🎌
- お笑い芸人の小籔千豊さん: 吉本興業を退社し新たなパートナーシップ契約へ 😊
