...ごもっともです...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...御無理ごもっともで相手の我がままを通させるようになったのである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...もっとも、おまえがあれを愛しておるからって、びくびくするわしじゃないんだ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...そのうちでもおそらくもっともなつかしみのある人々は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もっとも直接の目的は...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...もっとも時間は幾らでも与えるから...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...もっとも、玄々斎のところで脅かされてきた晩、叔母は番頭と金三郎とお紋には話したようですが」「玄々斎の家で誰か聞いてはいなかったか」「誰もいなかったはずですが、私が帰ってから女房や弟子に話したかも解りません」「玄々斎の女房は恐ろしく若作りだが、あれはどんな女だい」「玄々斎と叔母が懇意にしているのが気に入らなかった様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もっともおれはいちばん下の連中だけしか知らないが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...もっとも警視庁の捜査裸長などは...
久生十蘭 「魔都」
...もっともこんな自責は単に僕のセンチメンタリズムに過ぎないといふことは意識してゐるし...
北條民雄 「道化芝居」
...要は土地利用ということは、一方はそこの土地に訊き、一方はその作物なり家畜なりに聞いて、その両者の最もよく調和する、言い換えれば、もっともそこの、その自然に近い形におく...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...白牡馬の卵に至りてもっとも珍奇と為す...
南方熊楠 「十二支考」
...もっともそちらからのかえり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...可愛いお臀だった、もっとも、はなはだ瞬間的のものではあったがね...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...(b)わたしはこの訓戒をもっともだと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もっとも裸麦の栽培には北限があって...
柳田国男 「故郷七十年」
...おまえは自殺するのがもっともいい方法だと考えたのだろう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...膝(ひざ)の蝶番(ちょうつがい)をはずしかけたのはもっともだった...
吉川英治 「神州天馬侠」
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