...煙草の煙の濛々(もうもう)とたなびく中で...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...もうもうたる褐色の瓦斯が...
海野十三 「火星探険」
...もうもう耐らないという様に...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...アイルランドはもうもう堪らないということだけだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...人生の朦々(もうもう)とした奥の方に辛うじて認められるだけで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...もうもういやなこと...
長谷川時雨 「木魚の配偶」
...もうもうとした雲に包まれた彼の全身が...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...もうもうあればかりはそっととっておいて...
三宅花圃 「藪の鶯」
...濛々(もうもう)たる春色が立ちこめていて...
室生犀星 「姫たちばな」
...ここの高い煙筒だけ一本濛濛(もうもう)と煙を噴き上げていた...
横光利一 「微笑」
...濛濛(もうもう)と渦巻く煤煙(ばいえん)と...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...濛々(もうもう)とほこりの煙幕がかかっていた...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...張飛も柴煙濛々(さいえんもうもう)たるなかを...
吉川英治 「三国志」
...それはまだ堂内が黒煙濛々(もうもう)のうちだったという...
吉川英治 「私本太平記」
...上層(じょうそう)の雲にはいるときは白濛々(はくもうもう)の夢幻界(むげんかい)にまよい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...濛々(もうもう)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...どこからともなくもうもうと立ち迷っている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...もうもうと白い湯けむりをあげている板囲いの浴槽は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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