...むなしく犬馬(けんば)の齢(よはひ)を歴(へ)て今は夢(ゆめ)のやう也けり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...私は釣り上げられたいもりの様にむなしく手足を泳がせた...
太宰治 「狂言の神」
...そのため空虚はさらにむなしく感ぜられてきた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...通行人らに尋ねながらむなしく町中を駆け回った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その死後空虚をさらにむなしく思わせるために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...むなしく赤く見えるのだ...
本庄陸男 「石狩川」
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三好達治 「朝菜集」
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三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...いくらむなしくてもこの一筋の道を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼がむなしく上月城の後詰を捨てて引揚げて来ると...
吉川英治 「黒田如水」
...月日をむなしく送っている子をお考えになると...
吉川英治 「三国志」
...むなしく立ち帰るしかありませんでした...
吉川英治 「三国志」
...むなしく遠征の途において敗死した孫堅以来...
吉川英治 「三国志」
...君はむなしく、今日を以て、死なんとするのか」曹操は怒って云い返した...
吉川英治 「三国志」
...むなしくは打たれていない」「いや正季の一勢は...
吉川英治 「私本太平記」
...で――一党(とう)六人の人々、むなしく、咲耶子の身をあんじながら、手をこまぬいて弱っていると、ここに思いがけない好時機(こうじき)が、近い日のうちにせまっているのを知った...
吉川英治 「神州天馬侠」
...むなしく彼奴(きゃつ)を取り逃がしたが...
吉川英治 「親鸞」
...桃谷(ももだに)の家にむなしく怨みをのんでいた万吉...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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