...ともかくそのむっとするような...
高村光太郎 「山の秋」
...むっとするほど菜種の匂いや...
中村地平 「南方郵信」
...むっとするほどたまらない道だったが...
夏目漱石 「三四郎」
...失敬なと主人はちょっとむっとする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...むっとする香りと共に...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...その癖が夫の模倣であったのに気がついて朝子は再びむっとする...
原民喜 「針」
...むっとするような暑気がおどみ...
久生十蘭 「あなたも私も」
...むっとするような獣類の匂い...
久生十蘭 「地底獣国」
...むっとする酒の臭いをふくんで吉原の顔にぶっつかった...
本庄陸男 「石狩川」
...その奥からむっとするほど部屋に溜った...
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」
...むっとする匂いを発散させていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...祭(まつり)のときの瓦斯(ガス)のような匂(におい)のむっとする...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...空気はむっとするようで...
リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「白」
...むっとするほどの強い香料の匂い...
山本周五郎 「百足ちがい」
...地下鉄の口からむっとする瓦斯が酸の匂いを放って顔を撫でた...
横光利一 「旅愁」
...むっとするのが当り前です...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...楯や物陰には、むっとする程、汗くさい人いきれがしていた...
吉川英治 「源頼朝」
...彼女はいつもむっとする...
吉川英治 「夕顔の門」
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