...遠慮もなく発矢(はっし)と目でむちうった...
有島武郎 「或る女」
...むちがヒューッと鳴りました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...バイオリンにむちゅうになっていて...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...本牟智別王(ほむちわけのみこ)とお呼び申したらよろしゅうございましょう」とおっしゃいました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...こういうことばかりしてはいられないという不安が始終私の心を鞭(むち)うち...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...なんとも無智(むち)な...
太宰治 「パンドラの匣」
...高等小学校の理科の時間にTK先生という先生が坩堝(るつぼ)の底に入れた塩酸カリの粉に赤燐(せきりん)をちょっぴり振りかけたのを鞭(むち)の先でちょっとつつくとぱっと発火するという実験をやって見せてくれたことを思い出す...
寺田寅彦 「追憶の冬夜」
...」彼はもうむちゆうになつてゐました...
豊島与志雄 「金の猫の鬼」
...われわれは笞(むち)で打たれなけりゃあならないんです」そう言われてやっとKが気がつくと...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...笞(むちう)たしむること日ごとに十杖...
穂積陳重 「法窓夜話」
...その天分は最も鋭いむちなのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...無宙(むちゅう)になっていやあがる...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...むしろ鞭(むち)うたしめてしかるべきであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...権ノ五郎の馬では一(ひ)ト鞭(むち)の距離といっていい...
吉川英治 「私本太平記」
...むちゅうになってはね起きたが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...朱房(しゅぶさ)の鞭(むち)を手にして――伊吹の牧へよく乗りまわしに出るのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...笞(むち)を食ッて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...無我夢中(むがむちゅう)で附けたす――「そりゃ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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