...なんにもない空間に足の方からむくむくと姿をあらわしはじめたときには...
海野十三 「宇宙女囚第一号」
...むくむくと元気よく起きあがりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...二週間もたてばむくむくこえていい犬になる...
鈴木三重吉 「やどなし犬」
...伯の尖つた頭から梟(ふくろ)のやうに毛がむくむく生え出して来たらお慰みである...
薄田泣菫 「茶話」
...交番の巡査にふんじばらせるぞ」酔っぱらいの旦那はむくむく歩いてゆきました...
竹久夢二 「たどんの與太さん」
......
種田山頭火 「旅日記」
...そこに団栗(どんぐり)のやうに何かむくむくした男を見た...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...粉々にくずれた煉瓦(れんが)の堆積(たいせき)からむくむくと立派な建築が建ち上がったりする...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...背中のむくむくとした筋肉の太い肥大漢だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...むくむく動(うご)きだして...
豊島与志雄 「人形使い」
...何かしらむくむくとうごめく野性的なものが存在する...
豊島与志雄 「猫性」
...その張り切った肉体が呼吸でむくむくと動き...
中里介山 「大菩薩峠」
...黒い姿もむくむくと動いて来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...むくむくと捲(ま)き上がって...
夏目漱石 「二百十日」
...縁だけ茜色(あかねいろ)を帯びた入道雲のむくむくした塊りに覆われている地平線の方を眺めやっていたものだった...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...するとたちまち、山ぎわのあたりの夕雲が、むくむくと動き、鼓(つづみ)の声や銅鑼(どら)が水に響いた...
吉川英治 「三国志」
...荊州の防衛が全然将軍の予想に反していたためではありませんか」呂蒙はむくむくと起き出して...
吉川英治 「三国志」
...カテリーナ・リヴォーヴナはむくむく太りだして...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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