...自分の妻なる者がこんなみだらなことを云ふやうになつたのは自分の罪だ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...そんなみだらなお方とは...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...お客のみだらな冗談にこちらも調子を合せて...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...不潔なみだらなものさへ感ぜられ...
太宰治 「右大臣実朝」
...みだらな女ではございませぬ...
太宰治 「新ハムレット」
...其上品行なども皆みだらなものばかりで...
田澤稲舟 「五大堂」
...いつもみだらな血で印を刻した女のだらけた笑ひ顏ばかりが色を鮮明(あざやか)にしてゐた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...みだらな情欲に溺れて...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...みだらなものとして...
林芙美子 「あひびき」
...あの小さな海女にあんなみだらなことを話しかけたのは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...当時行われた最もみだらな方法まで用いたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...決してみだらな感じは与えなかったであろう...
山本周五郎 「青べか物語」
...みだらなほど嬌めいていた姿態に...
山本周五郎 「風流太平記」
...わたくしがみだらなことをしていたのではないということも」「達弥は私にはなにも云わなかった」「でもわたくしを憎んでいますわ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...殆んどみだらな眼つきで新八をみつめながら「新さんのならどんな匂いだってふるいつきたいほど好きだわ」と囁(ささや)き...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...みだらなほどむきだしな...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...長い睫(まつげ)はみだらな美しさと異国人の血を混ぜていることをあらわしている...
吉川英治 「江戸三国志」
...みだらな香料など...
吉川英治 「三国志」
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