...客みずからも注意して目立たぬ着物を選んでいる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...それらはみずからの晴れやかな天上的な雰囲気をすべての国にもたらし時の侵蝕からそれらを救っているのだから...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...浅草がどんなに人間を腐らすかという……」私は朝野がみずから敗残者みたいに言うのが聞きづらく...
高見順 「如何なる星の下に」
...みずから行きて問え...
太宰治 「HUMAN LOST」
...政府の余光を仮りてみずから豪なりとなすにすぎず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...性格はそれみずからに人々への関係を含んでいる...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...ただみずから選択した一通りの問題をしか解き得ないのであって...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...そんな弱々しい不安の念でみずから心配しまたぼくを苦しめることを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...マンハイムはいつも自分の逆説をみずから面白がり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...みずから一人で興がっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...も一度めぐり会おうとみずから誓った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ディール船長は船長室でみずからコーヒーをわかしてもてなした...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...普通一般の人はみずから耶蘇教徒(やそきょうと)なりと称(しょう)しながら...
新渡戸稲造 「自警録」
...ただ世間の気風に酔いてみずから知らざるなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...試みに身をその働きの地位に置きて躬(み)みずから顧みざるべからず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...みずからを慰めようとはいたすにもかかわらずなお魂は身に添いません...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いまは身を容(い)るるところもない犯人となった」――林冲はみずから慄然(りつぜん)としたが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...明らかな幻像をみずからの眼によって見た人であろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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