...あつといふ間にその滝のま上へ来て...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...高い山のま上を歩くのが大好きな...
鈴木三重吉 「星の女」
...椅子(いす)にすわったまま上さんの方へふり向いた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「お前は少しお待ち」いま上人の前に出た五十ぐらいの頑丈(がんじょう)な男...
中里介山 「大菩薩峠」
...このまま上野まで立ち通しではどうにも身体(からだ)が持たないような気がして来た...
中谷宇吉郎 「I駅の一夜」
...汽罐室のま上のコック場では...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...盃が下ったまま上らないのは縁起が悪い...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...私達がいま上って来た谷陰は...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...いま上の方で工事をしてるもンで...
正岡容 「落語家温泉録」
...そのまま上がって来る足音がする...
森鴎外 「雁」
...ちょうどねむっている大男たちのま上のところまできて...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「いさましい ちびの仕立屋さん」
...雲は運動場のま上まできたとき...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...かつ子はどうした」坐ったまま上躰をぐらぐらさせながら京太は問いかけた...
山本周五郎 「季節のない街」
...「同じく二月十五日、涌谷さま上着、麻布屋敷へはいられた」家老の亘理蔵人(わたりくらんど)を使者に、両後見へ到着の挨拶をし、また陸奥守さまに献上品があった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...整然と行列を立てたまま上の方へ消え失せて行く...
夢野久作 「怪夢」
...昨日のまま上衣(うわぎ)のポケットに這入っている...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...後かたづけもせずそのまま上り框へ仰向きに寢た...
横光利一 「悲しみの代價」
...そのまま上がって来る者もない不気味な気配に...
吉川英治 「大岡越前」
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