...妻楊枝(つまようじ)でそれをほじくりながら...
梅崎春生 「庭の眺め」
...妻楊枝(つまようじ)...
太宰治 「虚構の春」
...ただ雪解けの荒野を当てもなくさまようようにへんに儚(はか)なく映ったのは仕方ないのだろう...
谷譲次 「踊る地平線」
...そのあたりに立ちまよう仄(ほの)かな品のよい薫(た)き物の香に鼻を撲(う)たれて...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...思いは当(あ)て途(ど)なくさまようのであった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...海浜をさまよう気力はなかった...
中谷宇吉郎 「桂浜」
...裾を少し摘(つま)み上げ乍ら片手の妻楊子(つまようじ)で歯をせせっている図は...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...右手の爪楊枝(つまようじ)で高々と歯をせせりながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...日本に昔から伝統している長歌・今様(いまよう)の復活であったのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...さまようまなざしをいくらか引きとめるのだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...生と死との境を夢幻の気持でさまよう金五郎には...
火野葦平 「花と龍」
...それをどう行こうかと一瞬立ちまようのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...バイロン卿先祖伝来の海の上にさまようてゐるのだ君は 資本家独裁のための他のとてつもない法案の拘束を可決した後たゞ一つの弾圧法に散票を投じたことを生涯の誇りとする君は君の愛するあひるに対すると同じ情熱を××にそゝいだいのちうぬぼれにも君の扇動したと自任する人々が断頭台に上らされる頃にはすばやく見切りをつけて引きあげたのぢゃないか君の利害は君の赤票に...
槇村浩 「長詩」
...人けない一すぢの道の上に私は涯しない野原をさまようてゐた...
三好達治 「測量船」
...山中をさまようて危害の身に及ぶに心づかず...
柳田国男 「山の人生」
...いまようやく軍もととのいましたゆえ...
吉川英治 「三国志」
...まようたらさいげんがない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ただ子を思う闇にさまようて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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