...すいれんが水面(すいめん)にすきまもないくらい...
伊藤左千夫 「箸」
...一息するひまもない...
海野十三 「恐竜島」
...声をあげて蜂矢探偵に協力を頼むひまもない...
海野十三 「金属人間」
...ネズミいっぴき逃げだすすきまもないはずだ...
江戸川乱歩 「宇宙怪人」
...アリのはいだすすきまもない...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...味わうひまもないほど早く...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...なくなってまもない人の追憶を書くのはいろいろの意味で困難なものである...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...その音がなにを意味するか理解するひまもないうちに...
久生十蘭 「一の倉沢」
...取りつくしまもないのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...正午にまもないころだったと自分でも言っている...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...這(は)いだすひまもないうちに――――」テンはこれ以上言う必要(ひつよう)はありませんでした...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...八月になってまもない或る夜...
山本周五郎 「似而非物語」
...口をきくまもない太刀風です...
吉川英治 「江戸三国志」
...それからまもないことだった...
吉川英治 「私本太平記」
...俄に追い迫って行くひまもないほどだった...
吉川英治 「私本太平記」
...――けれどまた、まもないうちに、尊氏以下が、(えぶり)の一寺を出て、宗像(むなかた)へ急進中――と聞いたときには、やや意外そうな顔いろだった...
吉川英治 「私本太平記」
...休養といっても、城門は車駕騎客(しゃがきかく)の往来に賑わい、公卿諸侯(くげしょこう)の訪問は、朝から夕べまで、たえまもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...かれは寝るまもない忙(いそが)しさに追われながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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