...いと忠実(まめやか)に傅(かしず)けば...
巌谷小波 「こがね丸」
...忠實(まめやか)な僕(をとこ)を求(もと)め...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...『まめやか』と云ふ義に訓するのは...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...此(この)まめやかな細君(さいくん)に新(あた)らしい感謝(かんしや)の念(ねん)を抱(いだ)くと同時(どうじ)に...
夏目漱石 「門」
...まめやかな男主(あるじ)は...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...まめやかな奥さんだものだから...
羽仁もと子 「女中訓」
...作男の平助とて老実(まめやか)に愚かなる男なりし...
樋口一葉 「雪の日」
...遂に彼女にも「物まめやかなるさまに心もなりはてて」物語のことなども何かに取り紛れて次第に忘れるやうな中年の日々が近づいてくる...
堀辰雄 「姨捨記」
...おのが庵(いお)の壁の頽(くず)れかかれるをつくろはす来つる男のこまめやかなる者にて...
正岡子規 「曙覧の歌」
...どんなにまめやかであり...
宮本百合子 「歌集『仰日』の著者に」
...そういうまめやかな日々のつみ重りの間に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まめやかなる侏儒(しゅじゅ)の近き族(うから)にて...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...足まめやかなる友等...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...まめやかに熱き口附(くちづけ)してわれ等に報いつ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...昭和四年小鳥の巣見上げたる高き木間(このま)に胸ひかる小鳥のつがひ、もろともに啣(くは)へて帰る一すぢの細き藁屑、まめやかに、いぢらしきかな、日のあたる南に向きて、こもりたる青葉の蔭に、巣を作る頬白(ほほじろ)のわざ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...准后の廉子がまめやかな奉侍をしたり...
吉川英治 「私本太平記」
...うけ持ちの年増の女中氏、まめやかに、よく行き届く...
吉川英治 「随筆 新平家」
...日頃、まめやかに、盲人の自分に仕えて、よく気づくので、愛していた若い小者が、水戸のご隠居の直臣(じきしん)であると聞いては、自失するほど愕いたのも――いや恐怖に襲われたのもあながち無理ではなかった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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